2026.08.06
Re:Iam 主婦Webデザイナーが収入を安定させるための戦略【単価アップ編】
はじめに
「案件は取れるようになってきたけど、なかなか収入が増えない」
在宅Webデザイナーとして活動し始めた主婦の方から、よく聞かれる悩みの一つです。
「バナー1枚3,000〜5,000円で受注しているけど、もっと高く受注できないの?」「同じ時間・同じ労力なのに、収入が増えていかない」「どうすれば単価を上げられるのか分からない」「単価を上げたいけど、クライアントに断られたらどうしよう」
この記事では、主婦Webデザイナーが収入を安定させるための「単価アップ戦略」を、具体的に解説します。

なぜ単価がなかなか上がらないのか
原因① 「安ければ採用される」と思い込んでいる
クライアントは必ずしも「一番安いデザイナー」を選ぶわけではありません。「信頼できるデザイナー」を探しています。価格だけで競争し続けると、「低単価の案件しか取れないデザイナー」というポジションから抜け出せなくなります。
原因② 実績をアピールできていない
受注した案件の作品をポートフォリオに追加していない・得意ジャンルが明確になっていないという場合、「この人に高い単価を払う価値があるか」をクライアントに判断してもらえません。
原因③ 単価交渉をしたことがない
実績を積んだデザイナーとして適切な対価を求めることは当然の権利です。
原因④ 高単価案件に挑戦していない
LP制作・ウェブサイトデザインなど、高単価の案件はスクールで学んだスキルで対応できる場合も多いです。
単価アップ戦略① ポートフォリオを磨き続ける
実績をポートフォリオに反映し続ける
案件を受注するたびにポートフォリオを更新しましょう。「実際のクライアントから依頼された作品」が充実したポートフォリオの方が、信頼性が高まります。
ポートフォリオの見せ方を工夫する
「この作品はどういう目的で作ったか」「クライアントの課題をどう解決したか」という説明を添えることで、「目的を持って作られたデザイン」という印象を与えられます。
得意ジャンルの作品を前面に出す
「飲食店のSNS投稿画像が得意」であれば、ポートフォリオの最初にそのジャンルの作品を並べましょう。
単価アップ戦略② 得意ジャンルに特化して「専門家」になる
「何でもできます」より「〇〇が得意です」の方が高単価になる
専門性があるということは「この分野を深く理解している」という信頼感につながります。この信頼感が、単価交渉をしやすくする土台になります。
同じジャンルの実績を積み上げると単価が上がりやすい
得意ジャンルを決めて、そのジャンルの案件を優先的に受注し続けることで、「このジャンルのエキスパート」というポジションが作れます。
SNSや自分のサイトで得意ジャンルを発信する
「指名してもらう」という状況が生まれると、単価交渉がしやすくなります。
単価アップ戦略③ 段階的に単価を上げる
新規案件から単価を上げる
「断られたら値下げ交渉をすればいい」という気持ちで、まず自分が「適切だと思う価格」で提案してみましょう。意外と通るケースは多いです。
既存クライアントへの単価アップ交渉
おすすめの伝え方:「長い間お世話になっています。この1年でスキルが上がり、品質向上のため来月から単価を〇〇円に改定させていただけますか」おすすめのタイミング:1年間継続した節目・新しいスキルを習得したとき・来月から価格改定を事前に伝える形
単価アップを断られることもありますが、「次のタイミングで再度相談する」という姿勢で続けましょう。
単価アップ戦略④ 高単価案件に挑戦する
LP(ランディングページ)制作
1件で5〜10万円という単価が一般的です。まずポートフォリオ用のサンプルLPを制作してみましょう。
ウェブサイト全体のデザイン
WordPressやStudioを使ったウェブサイト制作は、1件10〜30万円という高単価案件になります。
まずは「少し高い単価」から試す
「今バナー1枚5,000円で受注しているなら、次は7,000円から提示してみる」という小さな単価アップを繰り返すことで、自然と単価が上がっていきます。
単価アップ戦略⑤ 付加価値を提供する
デザインだけでなく「提案」をする
「このバナーはこういう目的で使うと効果的です」という提案を添えることで、「ビジネスを理解したデザイナー」という印象を与えられます。
複数のデザインパターンを提案する
「メインデザイン+別パターン」を提案することで、クライアントの選択肢が広がります。
納品物のクオリティをブラッシュアップし続ける
「前回より良いものを作る」という意識を持ち続けることで、単価交渉をしやすくなります。
実際に単価アップに成功した主婦の声
Sさん(36歳・保育園児のママ)「最初はバナー1枚3,000円から受注していました。1年間続けて実績が積み上がったタイミングで、新規案件からは5,000円に引き上げました。思ったよりすんなり採用されて"もっと早く上げればよかった"と思いました。今はバナー1枚8,000〜12,000円で受注しています。単価を上げることへの恐れが、一番の壁でした」Hさん(40歳・小学生のママ)「飲食店のSNS画像に特化したことで、単価が上がりました。最初は1枚3,000円だったのが、"飲食店専門デザイナー"というポジションを確立してから、1枚8,000〜10,000円で受注できるようになりました。同じ時間で倍以上稼げるようになったのは、得意ジャンルを決めたからだと思います」
Iさん(38歳・在宅保育中)「リピートクライアントさんへの単価アップ交渉は、最初本当に怖かったです。でも思い切って"スキルアップに伴い来月から価格を改定させていただきたい"と伝えたら、"ずっとお願いしたいから全然大丈夫ですよ"とあっさり言ってもらえて。いい関係が築けているなら、単価交渉は怖くないです」
単価アップのタイミングと目安
単価を上げるタイミング
・実績が10件以上積み上がったとき・クライアントから「品質が高い」「また頼みたい」という評価をもらえるようになったとき
・得意ジャンルが明確になり、そのジャンルの実績が揃ったとき
・新しいスキルを習得したとき
段階的な単価アップの目安
・初期(実績0〜10件):バナー1枚3,000〜5,000円・中期(実績10〜30件):バナー1枚5,000〜10,000円
・後期(実績30件以上):バナー1枚10,000〜20,000円
・LP・ウェブサイト:5万〜30万円
よくある質問Q&A
Q. 単価を上げたら、クライアントが離れてしまいませんか?A. 離れるクライアントもいますが、それは「価格でしか選んでいなかったクライアント」です。品質と信頼関係を大切にしてきたクライアントは、適切な単価アップには応じてくれることが多いです。
Q. 単価を上げても採用されないときはどうすればいいですか?
A. 単価アップと同時に「ポートフォリオの充実」「得意ジャンルの明確化」「提案文の改善」を行いましょう。スクールの先生にフィードバックをもらうことも有効です。
Q. 単価交渉はどのタイミングで行えばいいですか?
A. 新規案件への提案時が最もやりやすいです。既存クライアントへは「1年の節目」「新しいスキルを習得したとき」がやりやすいタイミングです。

まとめ
・戦略① ポートフォリオを磨き続ける・戦略② 得意ジャンルに特化して「専門家」になる
・戦略③ 段階的に単価を上げる
・戦略④ 高単価案件に挑戦する
・戦略⑤ 付加価値を提供する
単価アップへの一番の壁は「怖い」という気持ちです。でも、実績を積んできたデザイナーとして適切な対価を求めることは、当然の権利です。「怖いけど、まず一度試してみる」という一歩が、収入を大きく変えるきっかけになります。
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